DAMでもJOY SOUNDでも、あるいは、ポケカラでも、カラオケには採点機能がある。
カラオケは楽しく歌うのが一番とわかっていても、ひとりでカラオケをする「ヒトカラ」や「ポケカラ」を楽しんでいると、高得点を狙いたくなるもの。
カラオケの採点機能は、機種によって点数が出やすい出にくいの違いはあるものの、カラオケで高得点を出すポイントは同じ。
今回は、カラオケで高得点を出すコツを紹介する。採点機能の基本5つと、歌唱テクニック5つを紹介するので参考にしてみてほしい。
カラオケ(ポケカラ)で高得点を狙うコツ【5つのポイント】
- 音程
- 安定感
- リズム
- 抑揚
- ロングトーン
カラオケ(ポケカラ)で高得点を狙うコツとして、基本の5つのテクニック(音程、安定感、リズム、抑揚、ロングトーン)を覚えよう。
DAMやJOY SOUND、ポケカラの採点機能は多少の違いはあるけど、基本の5つのポイントは同じ。もっとも重要なのが音程になるので、しっかりとメロディラインを覚えよう。
思い通り点数が出ないときは、ガイドメロディをオンにして、バーを見ながらメロディを確認する練習をするのがおすすめ。
わからない箇所があるときは、原曲を聴きなおすことが高得点の近道になる。90点以上(SS以上)を狙うなら、原曲をしっかり聴くことが大事。
音程
採点機能で一番重要なのが音程。
カラオケの採点機能の音程は、歌唱中の音の高さが原曲とどれだけ一致しているかを採点している。音程が正確であれば高得点が出やすいので、まずは原曲をしっかりと聴くことが大事。
ポケカラの場合は自動で録音をしてくれる機能があるので、歌った後に、自分の歌を分析して改善していくことで高得点を狙いやすくなる。
安定感
カラオケの採点機能の安定感は、歌唱中の音程やリズムがどれだけ安定しているかを採点している。安定感が高いほど、音程やリズムがぶれていないので高得点を狙いやすい。
音程が正確であることとリズムが安定していることが重要で、曲全体の流れがスムーズであることが大事。聴き手が安心して聴けるぐらい安定していることを目指そう。
リズム
カラオケの採点機能のリズムは、歌唱中のリズムが原曲とどれだけ一致しているかを採点している。リズムの正確さは高得点を狙うときのポイントになる。
僕自身、音程がずれていてもリズムだけでSSSをとっている曲もあるので、音程に自信がないときはリズムを鍛えることで高得点を狙いやすくなる。
うまくリズムをとるときは、ダンサーのように体全体を使ってリズムを感じることが大事。
抑揚
カラオケの採点機能の抑揚は、歌唱中の音の強弱や工程の変化を評価する機能。抑揚が豊かであるほど、感情豊かに歌っていると判断され、高得点を狙いやすくなる。
抑揚をつけるときは、感情を込めることや意識して強弱をつけること、音の高低を意識して歌うこと。
歌詞の意味を理解し、感情をこめて歌うだけで自然に抑揚がつく。AメロとCメロ(サビ)、最後のCメロ(サビ)などで強弱をはっきりつけることで抑揚をつけやすい。
ロングトーン
カラオケの採点機能のロングトーンは、長い音を安定して持続させているかを採点している。
ロングトーンを狙うときは、息のコントロールを意識することが大事。息のコントロールをするなら、腹式呼吸を使えるようになっておこう。
歌う前に発声練習をするだけでも、声が通りやすくなるので、歌う前に発声練習をするのもおすすめ。
カラオケ(ポケカラ)で高得点を狙うコツ【3つの応用テクニック】
- ビブラート
- しゃくり
- モルデント
カラオケ(ポケカラ)で高得点を狙うコツとして、応用テクニックを3つ紹介する。
基本テクニックで点数が出せるようになって、さらにもう一段高得点を狙うときに応用テクニックを使おう。
カラオケの上手・下手のひとつの基準は高得点ではあるものの、高得点でも上手に聴こえない歌があるし、点数はそこまで高くなくても上手に聴こえる歌もある。
上手に聴こえる歌は、音程やリズムが安定していることと、ポイントで応用テクニックが使われていることが多いので、ひとつでもテクニックを覚えて使ってみよう。
ビブラート
ビブラートは、歌唱で音を伸ばすときに、声の高さを一定のリズムで揺らすテクニック。
ビブラートを使うことで、音に深みや表情をつけることができる。ビブラートを使うタイミングは、歌のフレーズの終わりや長い音(ロングトーン)で使うことが多い。
ロック系なら比較的短い周期で揺れるビブラート、演歌だとゆっくりとした周期のビブラートをかけることが多いので、曲によってビブラートの揺れる周期をかえることが大事。
自由にビブラートをかけるなら、腹式呼吸を練習するのが近道。腹式呼吸を使って、息を一気に吐き出していくときに自然にビブラートをかけることができる。
喉をつかってかけるビブラート以外にも、あごをつかってさらに大きな音の揺れを作ることもできるので、いろいろ試してみよう。
しゃくり
しゃくりは、本来の音程よりも低い音程から本来の音程に戻すテクニック。しゃくりをうまく使うことで、歌に抑揚をつけ表現力をアップできる。
一発で原曲キーで歌える場合には意識して使わないと難しいことと、しゃくりを使うタイミングや低い音程が外れてしまっていると下手に聴こえてしまうので注意が必要だが、カラオケの採点にもしゃくりが加点対象になることが多いので、覚えておきたいテクニック。
BメロからCメロ(サビ)など、メロディがかわるタイミングはしゃくりを使いやすいので、練習するときは、サビの手前などメロディの変化があるタイミングで使ってみよう。
モルデント
モルデントは、特定の音を短い間隔で隣の音と行き来するテクニック。
C(ド)→B(シ)→C(ド)のように一瞬隣接する音と行き来させる。表現力が上がるので、歌のポイントポイントで使いこなせるとかっこいい。
原曲のアーティストが使っていることがそんなに多くないため、カラオケでモルデント使うことが多くない。(ロック系の短い周期のビブラートを一瞬かけるとモルデントと認識されることもある)
歌がうまいと言われていて、さらに抑揚や表現力を上げたいときに覚えるのがおすすめ。
【まとめ 】カラオケ(ポケカラ)で高得点を狙う3つのコツ
- 高得点を狙う曲を選ぶ
- 曲をよく聴く
- 音程とリズムを意識する
- 慣れてきたらテクニックを使ってみる
- 自分に合うキーで歌う
カラオケ(ポケカラ)で高得点を狙うときコツとして、基本5つと応用テクニック3つを紹介した。基本を押さえつつ、応用テクニックを取り入れることで、90点以上をとることが当たり前になる。
練習しても高得点が出ない場合は、点数が出にくい曲を選んでいることもあるので、まとめでは、高得点を出すために必要な5つのポイントを紹介しておきたい。
カラオケは、高得点を狙うことも大事だけど、楽しむことを忘れないようにしてほしい。楽しく歌うことでリズムがよくなるし、聴いている側も上手に聴こえることもある。
たとえば、歌に感情を入れると抑揚がつきすぎて点数は低くなっても上手に聴こえることがあるので、基準を決めて歌を楽しむことが大事。
高得点を狙う曲を選ぶ
速い曲や音程が大きく動く曲、音域が広い曲など、点数が出にくい曲は、上手な人が歌っても高得点をとることが難しい。
たとえば、Mrs.GREEN APPLEやB’zのような音域が広く、独特の歌のリズムがある場合は高得点をとりにくい。福山雅治や藤井フミヤなど、歌いやすいキーで歌いやすいメロディを作るアーティストは曲を覚えると比較的点数を出しやすい。
曲をよく聴く
カラオケで高得点が出ないときは、原曲を聴きなおしてみよう。
高得点が出ないときの原因は、歌の上手・下手ではなく曲を覚え間違えている箇所があることが多い。
ポケカラだとSS止まりになるとき、原曲をしっかり聴きなおして修正することでSSSになることが多いので、狙っている点数が出ないときは原曲を聴きなおすことが大事。
音程とリズムを意識する
歌の基本の音程とリズムはしっかりと覚えよう。
体でリズムをとれるぐらいまで原曲を聴くことが大事。全然いい点数が出ないときは、微妙に音程が外れていることもあるので、自分のキーに合っているかも確認しておこう。
慣れてきたらテクニックを使ってみる
同じ歌を何度も歌ってなれてきたら、応用テクニックを使ってみよう。
まずは、声を伸ばすところ(ロングトーン)の後半にビブラートをかけてみることと、サビの手前からサビに移るときにしゃくりを使うのがおすすめ。
ビブラートの揺れの周期は、速い曲なら短い周期、ゆっくりした曲なら長い周期を基本として、おおげさにビブラートをかけたいときは喉だけではなくあごを使うなど、ビブラートをかけるテクニックを掛け合わせることでビブラートのレパートリーを増やすと表現の幅が広がる。
自分に合うキーで歌う
カラオケは、原曲キーにこだわって声が裏返りながら歌うのもひとつかもしれないけど、自分に合うキーで楽しく歌うことを意識してみよう。
たとえば、プロのアーティストでも、ライブやテレビ出演では半音下げで歌うこともある。原曲キーにこだわりすぎず、自分に合うキーで歌うほうが上手に聴こえることもある。いつも原曲キーで歌っていて声が出ないなら、自分に合うキーに変更して歌ってみよう。
半音下げ:ポケカラならキーを-1
男性が歌う場合、キーが高いと思う歌なら-1~-3、女性並みのキーの高さなら-6ぐらいまで下げてみよう。キーを大きく下げてしまって伴奏が低くなりすぎる場合は、キーを上げて1オクターブ下を歌うなど工夫をすることで、伴奏に違和感がなくなるのでいろいろ試してみよう。
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