ポップガードでボーカルの録音環境を整えよう。今回は、ボーカル録音の心強い味方『ポップガード』について。
プロのアーティストの録音環境では目にすることの多いポップガード。価格もピンキリだけど、とりあえずポップガードを使ってみて発見があったのでシェアしておきたい。
今回紹介するポップガード>>NEEWER マイクポップフィルター
ポップガードは録音環境を整えるもの
ポップガードは、マイクと口の間にあるメッシュ状のアイテム。
録音シーンでよく見るアイテムだ。ポップガードは見た目だけでつけているわけではなく、つけておくことでメリットがあるのでつけている。自宅で録音環境を整える場合には買っておきたいアイテムだ。
歌を歌う人だけでなく、ナレーションや配信をする人にもおすすめだ。ポップガードひとつで、録音環境が劇的に変わるのをぜひ体感してみてほしい。
ポップガードを使うメリット
- コンデンサーマイクを湿度から守るため
- 息の音をカットするため
ポップガードを使うメリットは大きくわけて2つある。
コンデンサーマイクを湿度から守ることと録音するときに息の音をカットすることだ。
コンデンサーマイクを湿度から守るため
コンデンサーマイクは湿度に弱いのでポップガードをつけておきたい。
人の息は、暖かく湿っている。コンデンサーマイクに息がかかり続けることを考えれば、ポップガードをつけておく方がいいだろう。
息の音をカットするため
歌を歌っていると息を吸い込むときがある。
高音の手前などで大きく息を吸い込む音や吐き出したときの音が一緒に録音されてしまうことをポップガードは軽減してくれる。録音後の編集である程度は処理ができるけど、最初からきれいに録音できるほうがいい。
録音でどうも息の音が入っていると感じたらポップガードをつけて対策しておこう。もちろん、ダイナミックマイクでも、ポップガードをつけておくことで録音状態がよくなるのでつけておこう。
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ポップガードを使うデメリット
- セッティングするのが面倒
ポップガードを使うデメリットをあえてあげるとすれば、セッティングするのが面倒なことぐらいだろうか。
たとえば、僕の場合は、PVを撮影するときにマイクスタンドからポップガードを外すことが面倒だった。(現在はマイクスタンドを2本持っているので問題なし)
ポップガードのまとめ
ポップガードのまとめをしておこう。
メリット・デメリットを考えてみても、ポップガードをつけない理由は見つからない。僕の場合は、長い間ポップガードを使っていなかったので、使ってみてよかったと思う。
ポップガードを使ってみて、一般的に言われているメリット以外のメリットもあったのでまとめておく。参考にしてみてほしい。
ポップガードを使うメリット
- 湿度からの保護
- 不要な息をカット
- マイクとの距離を一定に保ちやすく録音する声の大きさが安定する
湿度からの保護
コンデンサーマイクを使っている場合は、ポップガードは必須アイテム。ポップガードを使うだけでマイクの寿命が延びるなら安い買い物になるだろう。
ダイナミックマイクを使っている場合も、できることならポップガードを使っておきたい。ダイナミックマイクは湿度に強いが、ポップガードの効果は湿度対策だけではない。
録音環境を整える
強く吐き出される息を軽減できることは大きなメリットになる。録音後の編集もぐっと楽になる。
僕の場合は、声の音量が不安定(歌っているときのマイクとの距離が不安定)だったので、ポップガードをつけることで姿勢を正して歌いやすくなった。
ポップガードをつけることで、マイクとの距離を一定にしやすいのが一番のメリットだった。マイクとの距離が安定しない場合は、ポップガードをつけてみることをおすすめする。声の大きさが安定するだけでもポップガードを買うメリット。
ポップガードの価格は他の部品に比べても高くないのでボーカルの人はぜひ買っておこう。
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