歌はうまくなりたいけど、一人で練習をすることに限界を感じている。あるいは、どうせ歌うのなら、もっと実践的で楽しいトレーニングがしたい。
もし、あなたが歌がうまくなるための練習にマンネリを感じたら、ポケカラの「コラボ音源制作」を始めるのがおすすめ。
コラボ音源を作るときには、メインの音程だけではなくハモリパートを作ったり、他のユーザーが歌いやすいような工夫をする必要がある。
自分の歌唱力を客観的に分析するきっかけにもなるし、オリジナルのハモリを作り方を覚えることで、音楽的センスを磨く最高の訓練となる。
今回は、ポケカラのコラボ音源の作り方の3つのポイントを紹介する。
コラボ音源に参加して歌を上達させるコツはこちら>>ポケカラで歌唱力アップ!コラボ参加を「歌の上達」につなげる3つの秘訣
ポケカラのコラボ音源の作り方|3つのポイント

- コラボ音源の作り手を研究する
- 原曲通りのハモリを作る
- 原曲と違うハモリを作る
ポケカラには、誰かが作成したコラボ音源に参加するだけではなく、自分でコラボ音源を作成し、他のユーザーに参加してもらうコラボ募集機能がある。
リアルタイムでデュエットしなくてもコラボ作品を作れるのが魅力だ。
ポケカラのコラボ音源の作り方を覚えることで、あなたの歌の上達につなげるなら、「作り手の研究をする」「原曲通りのハモリを作る」「オリジナルのハモリを作る」の3つを意識してみよう。
コラボ音源の作り手を研究する
- パートわけの明確さ
- 音質の工夫
コラボ音源を作る前に、人気のコラボ音源を作っている作り手を研究することが大事。クオリティの高い作品には理由があるので、人気の理由をしっかりと勉強しよう。
コラボ音源を作るときのコツは、ダブルスターとして歌うよりも、コラボ参加者を歌声を際立たせることに集中したコラボ音源を作ることが大事。
パートわけの明確さ
良いコラボ音源は、コラボ参加者を迷わせないように作りこんでいる。
たとえば、コラボ参加者はソロで歌うときのようにメインの音程をすべて歌えるように作って、あなたのハモリでコラボ参加者の歌声に厚みを出すことに集中すればコラボ参加者は気持ちよく歌ってもらうことを意識しよう。
あるいは、デュオの場合は、原曲通りにパートわけをするのがわかりやすい。歌うパートをわけるときは、きちんと歌詞で歌う箇所がわかるように作るところまでこだわることが大事。
音質の工夫
コラボ音源を作るときは、エコーやリバーブの調整や、伴奏とボーカルの歌声の大きさのバランスに注意をして、音ズレが起こらないように編集しよう。
メインの音程が際立つことを意識して、音量や声質を調整して歌おう。コラボに参加する人が際立つことと、リスナーが聴き心地の良い音質にするように何度も聴き直しながら音質を調整することが大事だ。
原曲通りのハモリを作る
- 正確な音程とリズム
- バランス
- ガイドとしての役割
ポケカラのコラボ音源を作るときに、もっとも歌の上達をしやすいのは、原曲通りのハモリを作ることだ。原曲の魅力を最大限に引き出し、コラボ参加者が気持ちよく歌えるコラボ音源を作ろう。
正確な音程とリズム
原曲のハモリパートを注意深く聴き、正確な音程とリズムで録音しよう。
音程やリズムがズレるとコラボ参加者が歌いにくいので、できるだけ原曲に忠実にコラボ音源を作ることが大事だ。
バランス
メインの音程を歌うコラボ参加者が歌いやすいように、作成するハモリの音量を調整しよう。メインボーカルを邪魔しないことが大事。
ガイドとしての役割
カラオケをする人がみんな、歌を完璧に覚えているわけではない。
コラボ音源を作るときは、コラボ参加者が音程やリズムに迷わないように、ガイドとしての役割を果たすことを意識してみよう。
原曲と違うハモリを作る
- メロディラインの変更
- 楽器パートの代用
- 即興でハモリパートを歌って作る
原曲と同じハモリは、コラボに参加するユーザーが参加しやすい。でも、あなたの感性を磨くなら、原曲とは違うオリジナルのハモリに挑戦してみよう。
原曲と違うハモリを作ることは、あなたの「音楽センス」と「創造性」をきたえてくれる。
メロディラインの変更
原曲にはない上ハモリや下ハモリを追加したり、合いの手を入れるなど、メインボーカルが歌いやすいようなコラボ音源を作ってみよう。
楽器パートの代用
歌詞がない部分の歌唱表現を作りこむことで、コラボ音源のハーモニーに厚みをつけよう。
「ドゥビドゥバ」など意味を持たせない節や擬音を使うスキャットや、「ン~」でメロディを鼻歌で表現するハミングを活用することで、コラボ音源の完成度を上げてみよう。
即興でハモリパートを歌って作る
事前にしっかりとハモリパートを作りこんで歌うのもいいが、歌唱力をきたえるためにコラボ音源を作るなら、即興で歌いながらハモリパートを作っていくのもおもしろい。
私はコラボ音源を即興パターンで作ることが多いけど、慣れてくると何種類もハモリのメロディが浮かぶので、気分で度のメロディラインを使うか決められるようになる。
コラボ音源を作ったら、まずは自分でコラボに参加してみよう。自分の作ったコラボ音源が歌いにくくないかチェックをしておくことが大切。
ポケカラのコラボ音源の作り方|5ステップ

- コラボ音源を作る曲を選ぶ
- 「歌う」を選ぶ
- 「コラボ」を選ぶ
- 歌のパートを決める
- セルフコラボしてみる
ポケカラのコラボ音源の作り方を5つの手順で紹介する。コラボ音源を作るときは、原曲をしっかりと聴き、パートわけを作ることが大事。
たとえば、Kinki KidsやChemistryのようなデュオの場合は、原曲と同じパートわけをするのか、オリジナルのパートわけをするのかがコラボ音源の作り手の腕の見せどころ。
あるいは、サザンオールスターズやMrs.GREEN APPLEのようなコーラスがある曲は、コラボに参加してくれるメインボーカルが映えるようなコラボ音源を作ってみよう。
コラボ音源を作る曲を選ぶ

まずは、コラボ音源を作る曲を選ぼう。
「歌う」を選ぶ

コラボ音源を作る曲が決まったら、「歌う」を選ぶ。
「コラボ」を選ぶ

コラボを選んで、コラボ音源を作り始めよう。
歌のパートを決める

チェックなしは相手が歌うパート、ピンクは自分が歌うパート、グリーンは2人で歌うパート。
画面上の自分のパートを選んでチェックを入れることで自分のパートを作ることができ、コラボパートを選んでチェックを入れると2人で歌うパートを作れる。
たとえば、サビのハモリだけを作って相手をメインで歌う曲を作ってもいいし、原曲を忠実に再現するハモリを作るのもおすすめ。
ポイントは、コラボに参加してくれる相手が歌いたくなるコラボを作ることを目指そう。
交互で歌うよりも、自分の歌に厚くしてくれるコラボ音源が人気になっている傾向なので、作るときはいろいろ作って試してみよう。
公開されているコラボ音源を聴いてみよう。
原曲に忠実なハモリを入れているコラボ音源の他、交互に歌ってサビを2人で歌う、まったく新しいオリジナルのコラボ音源を作っているものなど、いろんなコラボ音源があることに気づくはず。
どんなコラボ音源を作るか迷ったら、あなたが歌いたくなるようなコラボ音源を作ることを意識しよう。
セルフコラボしてみる

コラボ音源が完成したら、セルコラ(自分で作ったコラボ音源に自分で参加する)をしてみよう。
原曲キーで、自分のコラボに参加することで、歌いやすく作れているか、メインボーカルの邪魔にならないコーラスになっているかを聴いてみることが大事。
たとえば、メインのメロディと異なるハモリは比較的うまく作れても、気をつけるのはメロディと同じ音程のユニゾンの場合はコラボに参加する相手の邪魔にならないような音源を作ることを目指そう。
ポケカラでコラボ音源の作り方を覚えて「歌の設計図」を描く練習

ポケカラのコラボ音源の作り方の3つのポイントと5つのステップを紹介した。
コラボ音源を作ることは、単に歌を録音するだけではなく、「どうすればもっと良い音楽になるか」を考えるきっかけになる。
原曲のハモリを忠実に再現することで、メインの音程以外を覚えるきっかけになり、原曲への理解が深まる。原曲と違うハモリを作ることで、あなたの音楽センスを磨き、感性で歌うコツをつかむことができる。
ハモリを作ることで、音程やリズムをきたえることにもつながるので、歌の上達に伸び悩みだしたら、コラボ音源を作ってみよう。
<本格的に歌唱力をアップさせたいならボイストレーニング>
より本格的に歌唱力をアップさせたいなら、ボイストレーニングがおすすめ。プロの指導を受けることで、自分の弱点を克服し、さらに表現豊かな歌声を身につけよう。

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