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音楽スタジオのDIYをする前に考えておく3つのこと

音楽スタジオのDIYをする前に考えておく3つのこと スタジオの作り方

「音楽スタジオを自宅に作る」のは多くの音楽好きのひとつの夢。

僕もいろんな経緯があって、今は自宅にプライベートスタジオがある生活を送っている。自宅に音楽スタジオを作りたい人は3つのポイントを押さえて計画することを意識しておきたい。

今回は、音楽スタジオをDIYする前に決めておく3つのことについて。


音楽スタジオをDIYを成功させる3つのポイント

  1. 予算
  2. 広さ
  3. 防音レベル


音楽スタジオDIYを考えるときは、予算・広さ・防音レベルの3つのポイントを押さえておこう。


予算

音楽スタジオの予算を決める


音楽スタジオをDIYするときにもっとも重要なのは予算を決めることだ。

例えば、6畳の部屋を防音するのに予算が1万円だと言われればできることはほとんどない。楽器を演奏するのか、歌を歌うのか。音楽スタジオの周囲の環境(住宅環境)、音楽スタジオを作る階などによってもかかるお金は全然変わってくる。

予算が決まれば、予算内で「音が外にもれない・外からの雑音が入らない」音楽スタジオの具体的な計画を立てることが大事だ。防音レベルを上げれば上がるだけお金はかかると考えよう。

騒音レベル110dbを100dbに下げることと90dbを80dbに下げるのは同じ10dbだが、騒音レベルが低ければ低いほど1db下げる価格は高くなる。防音レベルを上げていくときには、どのレベルの防音で妥協するかも含めてしっかりと検討しておくことが大事だ。


広さ

音楽スタジオの広さを決める


音楽スタジオをDIYするときには、何畳のどの部屋を音楽スタジオにし、どのレベルの防音をするのかをしっかりと決めておこう。

価格を意識するなら、木造より鉄骨住宅、2Fより1Fを意識しよう。距離を取ることができれば、音を小さくすることができる。隣家との距離が近い場合は真ん中の部屋を防音するなど、音を漏らしたくない場所から距離を取る工夫をしてみよう。


防音レベル

音楽スタジオの防音レベルを決める


音楽スタジオをDIYするときは、どのレベルの防音をするかを考えておこう。

特に、縦方向の振動や重低音の響きは防ぎにくいので注意が必要だ。一戸建てなら2Fではなく1Fに音楽スタジオを作ることは必須と考えよう。マンションの場合は、普段の生活で上の階の生活音が気になる場合は、ドラムのフットペダルやピアノのペダルには注意が必要だ。

ドンドンッとペダルを踏む音は足音のレベルではない。しっかりと対策しないと騒音トラブルに発展することもあるので気をつけよう。

もう1つ、声の騒音にも注意すること。声が通る人の場合、ドラムよりも音量が大きいこともある。本格的にボイストレーニングなどを受けたボーカルが音楽スタジオを使う場合には注意が必要になる。ボーカルの防音レベルはドラムと同等以上を目標にすると覚えておこう。


音楽スタジオをDIYするときの防音方法

  1. 遮音
  2. 吸音


音楽スタジオDIYする前に防音の知識を高めておくことが重要だ。

防音する方法は、大きくわければ遮音と吸音の2つの方法がある。音楽スタジオの場合は、遮音と吸音の2つの対策をすることで防音するのが基本の考えだ。音楽スタジオをDIYは、壁を遮音シートなどで遮音したあと、吸音スポンジや吸音ボードなどで吸音する。


遮音

音楽スタジオの遮音とは


遮音とは、はねかえらせて外への音漏れを防ぐ防音

基本的には、遮音シートは重量がある方が遮音効果が高い。どの遮音シートを買うか迷ったら、迷わず重いものを買おう。遮音シートを貼る段階で、しっかりと隙間がないようにしておくことも重要だ。音はすき間から漏れると考えよう。


吸音

音楽スタジオの吸音とは


吸音とは、吸音材で音を吸収して外にもれる音量を小さくすること。

壁紙に吸音材を貼るだけでも効果が0ではない。でも、基本的には壁紙に安価な吸音スポンジを貼るだけでは音漏れは解消しないと考えておこう。

遮音して、さらに吸音するから防音効果があると考えておこう。


防音と遮音と吸音の違いは別記事にまとめているので、興味がある人は参考にしてみよう。

防音と遮音と吸音の違い

防音と遮音と吸音は、同じ意味が使われがちだが、実際は別物になるので注意をしたい。

防音は中の音を外に漏らさない、あるいは外の音を中に入れないことの対策。遮音は音を遮断、吸音は音を吸収する防音方法だ。

詳しくは別記事で紹介しているので興味がある人は読んでおこう。

防音の種類について>>音楽スタジオの作り方~防音・遮音・吸音の違い~


音楽スタジオをDIYするときにしておくこと(まとめ)

音楽スタジオのDIYを始める前に決めておく3つのこと


音楽スタジオDIYをするときに決めておく3つのことと防音の基本についてのまとめ。

音楽スタジオをDIYするときのポイントは、お金・広さ・防音レベルの3つ。音楽スタジオをDIYするときの防音のポイントは、しっかりと遮音材で遮音してから吸音材を貼って吸音をすること。

防音は全部DIYでやるのがいいとは限らない。

僕のように鉛入りの壁や防音扉や二重窓までしっかりと対策した上で、防音カーテンや遮音シート、フェルトに吸音材まで、できる限りの防音対策をすることで期待以上の防音効果を実感できるようになる。予算があればあるほど防音レベルを上げることができると考えておこう。


音楽スタジオに必要なもののまとめ>>音楽スタジオの作り方~防音室に必要な防音材料まとめ~


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