ポケカラ(無料カラオケアプリ)で、女性アーティストの曲を歌ってみたくない?
せっかく自宅でカラオケするなら、普段歌わない異性の曲を歌えるのも自宅でカラオケをするメリットだ。
今回は、男性声を女性声にする方法を紹介する。
ポケカラでボイスチェンジャーを使う設定
- 男性声を女性声にする
- 自分の声にあわせて調整する
ポケカラはボイスチェンジャーを使うことで、自分の声を女性声に変換した状態で歌を歌うことができる。
歌った後に、ソフトを使ってボイスチェンジするよりも、リアルタイムで自分の声が女性の声にかわるので、歌っていて楽しめるのが魅力だ。
ボイスチェンジャーは、Roland VT-4を使用している。まずは、男性声を女性声にする設定を確認しよう。
男性声を女性声にする設定
- PITCH
- FORMANT
- BALANCE
- REVERB
今回ボイスチェンジャーに使用するのは、RolandのVT-4。歌うのは、ポケカラという無料アプリで歌うことを想定している。
4つのスライダーを調整して男性声を女性声に変化させていく。
ボイスチェンジ設定をするスライダーの参考値も書いておくので参考にしてみてほしい。
PITCH
声のピッチを調整する。上下1オクターブの範囲で設定できる。
迷ったら、スライダーを一番上に設定し、上に1オクターブずらしておこう。
FORMANT
声のフォルマントを調整する。-にするほど男性的、+にするほど女性的な声質になる。
僕の場合は、+側(女性的)に2つスライドしている。
BALANCE
普通の声(NORMAL)とエフェクトをかけてボイスチェンジした声(EFFECT)のバランスを調整する。
男性声を女性声に変換して歌う場合は、スライドを一番上(EFEECT)にしておくと、自分の地声が入らなくなる。
REVERB
残響音の量を調整する。カラオケのエコーの機能。
男性から女性の声に変化させるとき、より女性的に聞こえるよう調整してみよう。
僕の場合は、REVERBはセンターに設定にしているが、設定はオーディオインターフェイスやカラオケアプリ側のREVERBとのバランスをとる必要がある。
わからないときは、センターで問題ない。
自分の声にあわせて調整する
一度設定してしまえば、とくにスライダーをさわることなく使用するだけだが、曲によって多少声を変化させたいときは、左側の「PITCH」と「FORMANT」のスライドで調整しよう。
声の雰囲気を変えるならFORMANT、キーが合わないならPITCHのスライドを動かそう。
ポケカラでボイスチェンジャーを使うときの接続方法
- ボイスチェンジャーの接続方法
- 必要なもの
ポケカラでボイスチェンジャーを使うときの接続方法と必要なものについて。
実際に僕がしている接続方法をそのまま紹介するので、わからないときは同じ接続をすればボイスチェンジができる。
あなたの求めるカラオケ環境で何が必要かが決まるので、すべてを買う必要があるかはあなたが判断してほしい。
たとえば、HDMIケーブルはスマホの画面をモニターに映すためのものなので、スマホの画面を見て歌うなら不要だ。
ボイスチェンジャーの接続方法
- 変換アダプターにスマホ充電器・HDMI・オーディオインターフェイスのUSBを接続
- ボイスチェンジャーのイヤホン端子とオーディオインターフェイスのマイク端子を接続
- ボイスチェンジャーとマイクを接続
- ボイスチェンジャーのコンセントをさして電源を入れる
- ボイスチェンジャー・オーディオインターフェイスの電源を入れる
ボイスチェンジャーの接続方法を5つの手順でまとめている。
今回は、より快適にカラオケアプリを使うために、カラオケ環境は、「スマホ画面をモニターに映すこと」「マイクを使うこと」の2つを条件に入れている。
変換アダプターにスマホ充電器・HDMI・オーディオインターフェイスのUSBを接続
スマホと変換アダプターを接続する。
変換アダプターは、タイプC(スマホ充電用)、USB、HDMIの3つに対応している「USB Type C HDMI アダプタ 3in1」がおすすめ。
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ボイスチェンジャーのイヤホン端子とオーディオインターフェイスのマイク端子を接続
画像の⑨の接続部分。
ボイスチェンジャーのイヤホン端子とオーディオインターフェイスのマイク端子をケーブルで接続する。
オーディオインターフェイス側は、オーディオケーブル用の3.5mm6.35mm変換アダプタが必要になる。
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ボイスチェンジャーとマイクを接続
画像の⑪の接続部分。
ボイスチェンジャー(Roland VT-4)とマイクをマイクケーブルで接続する。
僕が使っているマイクケーブルは、ダダリオのマイクケーブル。ケーブル長さも十分あり、丈夫で使いやすいのでおすすめ。
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ダダリオのマイクケーブルのレビュー記事はこちら>>マイクケーブルを買う前に必ずチェックする2つのこと
ボイスチェンジャーのコンセントをさして電源を入れる
画像の⑫の接続部分。
オーディオインターフェイスは変換アダプタで給電できるが、ボイスチェンジャーはコンセントにさして給電する必要がある。
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ボイスチェンジャー・オーディオインターフェイスの電源を入れる
すべての接続が完了したら、オーディオインターフェイスとボイスチェンジャーの電源を入れよう。
必要なもの
- 変換アダプター
- ボイスチェンジャー
- オーディオインターフェイス
- マイク・マイクケーブル
- ヘッドフォン
ポケカラでボイスチェンジャーを使って歌うときに使っているものをまとめておくので、いろいろ考えるのが面倒なら同じものを買って設定すれば問題ない。
変換アダプター
スマホにタイプC接続し、出力側にタイプC、HDMI、USBの3つ接続できるタイプがおすすめ。
商品はこちら>>変換アダプタ
ボイスチェンジャー
ポケカラアプリで使うときに、おすすめのボイスチェンジャーはRolandのVT-4。
設定がシンプルで手が出る価格帯なので、女性声で女性の曲を歌うなら持っておきたい。
レビュー記事はこちら>>Roland VT-4の3つの魅力と使い方のポイント
オーディオインターフェイス
ポケカラアプリで使うときに、おすすめのオーディオインターフェイスは、YAMAHAのAG03。
録音チャンネル数は少ないが費用が抑えられているタイプなので、自宅でカラオケをするときにおすすめだ。
オーディオインターフェイスを使うと音質がよくなるので、カラオケボックスのようにカラオケを楽しめるのが魅力。
レビュー記事はこちら>>オーディオインターフェイスの必要性
マイク・マイクケーブル
マイクやマイクケーブルは、いいものであればいい音質になる。
僕が使っているマイクは、ゼンハイザーe935。e935は、広角で音を拾ってくれるのでカラオケで歌うときに便利。
僕が使っているマイクケーブルは、ダダリオ。ケーブル長さ、マイクとの相性もいいので気に入っている。
ヘッドフォン
自宅にあるヘッドフォンやイヤホンを使えばいいので、わざわざ新しいものを買う必要はない。
オーディオインターフェイス(AG-03)に接続するときには、オーディオケーブル用の3.5mm6.35mm変換アダプタが必要になる。
ポケカラでボイスチェンジャーを使って女性声で歌ってみた
ポケカラでボイスチェンジャーを使うと、どんな感じになるのか。
あなたも気になると思うので、ブログ記事掲載用に何曲か歌ってみた。なんとなく遠慮している感じはあるものの、声はしっかり女性声になっていることが確認できる。
ポケカラでボイスチェンジャーを使う方法(まとめ)
- ボイスチェンジャー設定
- ボイスチェンジャー接続方法
- 必要なもの
ポケカラでボイスチェンジャーを使うには、リアルタイムで男性声を女性声に変化させる必要がある。歌ったあとで編集ソフトを使う方法は、カラオケアプリでは使えないので注意しよう。
音楽機材は、こだわればキリがないので、あなたの予算内で楽しむようにするのが長く続けるコツ。
ボイスチェンジャー設定
PITCHはキーの取りやすさを考えて1オクターブ上げておこう。
あなたの声を女性声に変化させる調整はFORMANTを使う。スライドを上に上げれば女性らしさが強調されていくので、あなたの求める声質になるよう調整しよう。
ボイスチェンジャー接続方法
①変換アダプター、②オーディオインターフェイス(YAMAHA AG-03)、③ボイスチェンジャー(Roland VT-4)、④スマートフォン、⑤外部モニター、⑥マイク(ゼンハイザーe935)。
⑦スマホ充電、⑧変換アダプタとモニターの接続(HDMI)、⑨変換アダプターとオーディオインターフェイスの接続(USB)⑩ボイスチェンジャーとオーディオインターフェイスの接続(AUXコード)、⑪マイクとボイスチェンジャーの接続(マイクケーブル)⑫ボイスチェンジャーの電源(USB)。
必要なものリスト
- 変換アダプター(3-IN-1) 1個
- オーディオケーブル用変換アダプタ 2個
- オーディオインターフェイス(YAMAHA AG-03) 1個
- ボイスチェンジャー(Roland VT-4) 1個
- ボイスチェンジャー用電源ケーブル 1本
- ボイスチェンジャー用USBコンセント 1個
- 外部モニター(カラオケ画面表示用) 1個
- マイク(ゼンハイザーe935) 1個
- マイクケーブル(ダダリオ) 1個
- HDMIケーブル 1本
- AUXコード 1本
- ヘッドフォンorイヤホン 1個
- マイクスタンド 1本(あれば便利)
マイクスタンドやポップガードなど、あれば便利なアイテムはたくさんある。
歌ってみて必要と感じたものを、少しずつ買いそろえていけば問題ない。全部買わないと始められないわけではないので、予算の許す範囲で準備をしてみよう。
ボイスチェンジャー(Roland VT-4)のレビュー記事はこちら>>Roland VT-4の3つの魅力と使い方のポイント