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吸音ボードの魅力はズレにくさと薄さ

吸音ボードの魅力はズレにくさと薄さ スタジオの作り方

吸音ボードを買ったので、今回は吸音ボード魅力にせまってみたい。

僕のプライベートスタジオでは、今まで凹凸のある吸音スポンジをメインで使用していた。今回、初めて吸音ボードを買って取り付けてみたので情報をシェアしておきたい。これからDIYで防音スタジオを作る人は参考にしてみよう。


吸音ボードとは音を吸収する吸音材

吸音ボードとは音を吸音する吸音材の1種


吸音ボードとは、音を吸収する吸音材の1種で素材をボード状にしたもの

吸音ボード魅力は、吸音スポンジに比べ貼り付けやすいこと。吸音ボードは、素材をボード状に固めているので壁に貼り付けるときにズレにくい。さらに吸音スポンジより素材の密度が高く薄く仕上がっているのも魅力だ。

吸音ボードや吸音スポンジにはメリット・デメリットがあるので、使いわけることでより理想に近い防音レベルを実現しよう。


吸音ボードのメリット

  1. 接着強度が安定
  2. 取り付け時にズレにくい
  3. 部屋が狭くならない


吸音ボードの一番の魅力は、部屋が狭くならないこと。

僕はプライベートスタジオを作る段階では、いかにもプライベートスタジオという感じを出したかったことと、予算的に抑えることも考えデザイン性重視の吸音スポンジを選んだ。今回、吸音ボードを使用してみて、吸音ボードをもっと使ってもよかったというのが率直な感想。

10畳までのプライベートスタジオでも、吸音スポンジの枚数を揃えるだけで何十万円も必要になる。予算を無視して材料をそろえるわけにはいかないので、予算とのバランスを考えながら吸音材を選定しよう。


吸音ボードの魅力1:壁との接着強度が安定しやすい

吸音ボード背面に粘着ジェルを貼る


取り付けてみて気づいた吸音ボードの魅力は取り付けやすさだ。

吸音スポンジのときは、粘着ジェルテープを背面に貼り付け固定するときに柔らかい手応えだったが、ボード状に固められている吸音ボードは、粘着ジェルテープを押さえつけやすい。もちろん、壁に貼るときに表面から押さえつけるのが楽なので、取り付け後にはずれる心配がない。


おすすめの吸音ボード(AutoGo)

吸音ボードや吸音スポンジはピンキリ。

今回、使ったAutoGoの吸音ボードは、魔法両面テープと言われるジェル状の粘着両面テープを採用しており、吸音材を取り付けたあとにはがれにくいのが魅力だ。


吸音ボードの魅力2:取り付けるときにズレにくい

吸音ボードの魅力はずれにくいこと


吸音ボードの魅力は、押さえつけても形状が変わらないこと。

吸音スポンジは、押さえつけたときに柔らかいので形状が変わってしまう。形状がかわるので寸法の微調整などしやすいメリットはあるけど、引っ張った状態で吸音スポンジを貼ってしまうと収縮する力で吸音材がはがれやすくなる。

吸音ボードはボード状に固められているので、きちっと合わせて貼り付けていけばキレイに仕上げやすいのが魅力だ。きれいに仕上げたい場合は、吸音ボードを吸音材の候補に入れてみるといいだろう。


吸音ボードの魅力3:厚みが薄いので部屋が狭くならない

吸音ボードは厚みが薄いので部屋が狭くならない


吸音ボードの魅力は薄さだ。

吸音スポンジが凹凸形状になっているのに比べ、吸音ボードは平面に仕上げられている。防音スタジオを作るときは、部屋の内側に壁、遮音材、吸音材などで防音するため、もともとの部屋よりどんどん狭くなる。

防音した状態の部屋の内側に遮音材と吸音材を貼るだけでも壁から80mmほど狭くなる。吸音スポンジを吸音ボードに変更するだけで40mm以上の厚み差があるので、部屋を狭くしたくない人は吸音ボードをうまく活用するのがおすすめ。


吸音ボードのデメリット

  1. 部屋の角などの微調整がしにくい
  2. 価格が吸音スポンジより割高感がある


吸音ボードはメリットばかりじゃない。

吸音ボードよりも吸音スポンジが優れている部分をまとめておく。


吸音スポンジの魅力1:部屋の角などの微調整がしにくい

吸音ボードは部屋の角などの微調整がしにくい


吸音材はいろんな寸法が発売されているが、部屋の幅方向・高さ方向ともにきっちりと枚数がうまくおさまることはない。

ドア・窓・コンセント・エアコンなどの位置に合わせて吸音材をうまく貼っていくときに、吸音ボードはボード状に固められているためカットしにくい

吸音スポンジの場合ははさみでカットして寸法調整ができるので、調整をするときには吸音スポンジをうまく活用したい。

僕の場合は、吸音ボードは声が通りやすい箇所だけにして、周辺は吸音スポンジを採用している。


吸音スポンジの魅力2:吸音スポンジは吸音ボードより割安

吸音スポンジは吸音ボードより割安


防音スタジオを作るとき、値段に糸目をつけないなら業者に依頼するのがおすすめだ。

でも、DIYで防音スタジオを作りたい人は、費用を抑えたいと考えているはずだ。防音は、遮音と吸音を組み合わせる。重量のある遮音材をすき間なく貼った上に吸音材を貼り合わせるので、吸音ボードと吸音スポンジを組み合わせるのが個人的にはおすすめだ。

両方試してみたが、吸音ボードも吸音材も吸音するレベルにさほど差があるようには感じなかった。吸音材の厚みを薄くするか価格を安く抑えるかのどちらを重視するかで決めていくのがいいだろう。


吸音ボードと吸音スポンジをうまく使いわけるのがおすすめ

吸音ボードと吸音スポンジをうまく使いわけるのがおすすめ


吸音ボードの一番の魅力は、吸音スポンジより薄いのに吸音スポンジと同等以上の吸音をしてくれること。

僕のプライベートスタジオは、遮音と吸音を組み合わせた防音スタジオだ。吸音には、吸音スポンジと吸音ボードを使っている。

防音スタジオのスペースを確保したい人は、吸音ボードを選ぶことで吸音材の厚みを9mmぐらいに抑えることができる。吸音スポンジの厚みが50mmだと考えれば、吸音ボードの薄さのメリットに気づくはず。

予算的に厳しい場合は、防音スタジオで広く取りたい中心部を吸音ボードにし調整が必要な上下左右の端を吸音スポンジにするのがおすすめだ。


防音スタジオDIYにおすすめの吸音材

実際に、僕が使っている吸音材について紹介しておくので興味がある人は参考にしてみてほしい。

防音スタジオをDIYするときは、価格だけでなく取り付けやすさや取り付け後の手間のかかりにくい吸音材を選ぶのがポイント。


吸音スポンジ

AutoGoの吸音材(KIMINOブランド)を使用してみた感想

AutoGoの吸音スポンジは、はがれにくい。安価品に比べ開封時に臭いが少ないので、防音レベルの高いスタジオを作るときには臭いがこもりやすいのでおすすめ。

実際に買って試してみた記事>>AutoGoの吸音材(KIMINOブランド)を使用してみた感想


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吸音ボード

吸音ボードの魅力はずれにくいこと

AutoGoの吸音ボードは取り付けやすい。

実際に買って試してみた記事>>吸音ボードの取り付け手順


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