日本のパンクロックと言えば、THE STAR CLUB(ザ・スタークラブ)。
1984年~2003年までの活動の軌跡が収録されているALL-TIME BEST!”ONLY S★C。レーベルを超えて選曲されているすごいアルバム。
曲数は、なんと44曲。THE STAR CLUBを1枚で知るなら『ALL-TIME BEST!”ONLY S★C』がおすすめだ。
今回紹介するアルバム>>ALL-TIME BEST!”ONLY S★C
【パンクロック】ALL-TIME BEST!”ONLY S★C
- アルバム:ALL-TIME BEST!”ONLY S★C
- アーティスト:THE STAR CLUB(ザ・スタークラブ)
- ジャンル:パンクロック
- 発売:2003年9月17日
- 収録時間:158分
ALL-TIME BEST!”ONLY S★C収録曲
Diskは2枚にわかれていて、1枚目21曲、2枚目が23曲の合計44曲が収録されている。
ALL-TIME BEST!”ONLY S★Cは曲数が多いので、2枚で10曲のおすすめを選んだ。聴けば聴くほど、日本語が耳に入ってくる。
メッセージ性の強い音楽だからこそ、日本語で表現しているTHE STAR CLUBの世界を楽しんでみてほしい。
Disk 1
- HELLO NEW PUNKS
- GO AHEAD
- POWER TO THE PUNKS
- ATTACK SONG
- 地獄の季節
- GROUND ZERO
- RED ZONE
- ROCK’N’ROLL RIDER
- DEADLOCK STREET
- NOW AGAIN
- BEAT THE BOOTS
- SOLID FIST
- RISING SUN
- THE PUNK
- SILENT VIOLENCE
- ACTION-STREET
- 10代の挑戦
- KAMIKAZE BOMBER
- ILLEGAL DIAL 696
- SLASH WITH A KNIFE
- BLACKGUARD ANGEL
Disk 2
- BAD BULLET BOY
- KISS MY ASS ?
- 冒険者
- RAPE
- COOL OR SUCK ?
- 刹那
- 竜巻の落とし児
- DIE WITH A SMILE
- CRISIS
- ECSTASY
- DON’T CATCH ME
- LOVE YOU SOMETHING
- 3分42秒の苛烈なバトル・ビート
- BLACK MARIA
- BE HOT !
- PYROMANIAC
- KI.BA.KU.ZA.I
- ALL THE WORLD IS YOURS
- MIND REVOLUTION
- ROCK POWER
- PUNK ROOTS
- 消えたパンク・ロック ?
- MAVERICK
\スタークラブの歴史がわかる/
ALL-TIME BEST!”ONLY S★Cのおすすめ10曲
おすすめの曲を10曲に絞るのが大変だった。
THE STAR CLUB世代ではない僕でも、収録曲の半分以上をヘビロテしたアルバムだ。おすすめの10曲を紹介する。
RED ZONE (Disk1:07)
アルバムの中で一番、完成されている曲。歌詞もうまくまとまっているし、聴いていて違和感がない。リズムもノリやすい。
ROCK’N’ROLL RIDER (Disk1:08)
心拍数は8ビート。日本語の歌詞がかっこいいと思えた1曲。パンクを無理に英語で歌う必要がないと思えた1曲。
DEADLOCK STREET (Disk1:09)
ストレートな出だしがかっこいい1曲。反逆を歌う、まさにパンク魂。ギターの音が比較的クリーンな感じが暗く感じさせないかっこよさがある。
THE PUNK (Disk1:14)
ポップパンク。演奏の上手さが際立った1曲。サビの入り、全体の曲のバランスがいい1曲。
KAMIKAZE BOMBER (Disk1:18)
少しかったるい出だし。飛ばさず、サビまで聴いてみてほしい。サビへのもっていきかたがかっこいい1曲。
Disk1:19ILLEGAL DIAL 696 (Disk1:19)
ILLEGAL DIAL 696は、衝撃的な1曲。歌詞の着眼点がおもしろい。単純にかっこいいと思うし、新しさを感じた。
BLACKGUARD ANGEL (Disk1:21)
THE STAR CLUBでもっとも好きな曲。すべてにおいて完成されている。歌詞の内容は青春そのもの。夢をもった反抗期の少年時代をの自分を思い出す人も多いのでは?
KISS MY ASS ? (Disk2:02)
パンク本来のもつ攻撃性。ギターの音作りと、バンドとしてのまとまりは聴いていて心地いい。レベルの高さを感じる1曲。
DON’T CATCH ME (Disk2:11)
ちょっとポップ寄りの曲調。歌詞は攻めまくるのに、よりポップさを増しているのが不思議な1曲。合っていないようで、ボーカルとギターが相性が抜群の1曲。
BE HOT ! (Disk2:15)
ライブ映えする1曲。明るい曲調で、おもしろい歌詞でまとめている。どんなに明るい曲にしても、THE STAR CLUBはメッセージ性を弱めない。これがベテランバンドのすごさ。
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ALL-TIME BEST!”ONLY S★Cの魅力
日本のパンクロックといえば、THE STAR CLUB。ALL-TIME BEST!”ONLY S★Cを聴くと、初期パンクの魂を持っているバンドだ。
演奏が上手い。まとまっている。パンクバンドは、演奏レベルが低いと言ったのは誰だ?!
THE STAR CLUBは、時代を感じる曲が多く、好き嫌いがわかれるバンドだと言わざるを得ない部分はある。
それでも、THE STAR CLUBのストレートな日本語で表現されたPUNK ROCKに心を動かされる。何より、THE STAR CLUB自身が、本当にパンクロックが好きなんだなと伝わってくる。
THE STAR CLUBは激しいだけではない。バンドとして軸がぶれないTHE STAR CLUBの完成度の高い音楽に触れてみよう。
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