音楽制作への熱意はあるものの、なかなか一歩が踏み出せない。
そんな初心者にも優しい国産DAW『Ability 5 Pro』は、わかりやすく使いやすい機能と豊富な音源で、あなたのアイデアをプロ級のサウンドにする音楽制作ソフトだ。
しかし、『Ability 5 Pro』の性能を最大限に引き出すには周辺の機材にもこだわることが大事。
PC内蔵の機能だけでは、せっかくの高品質な音源や、繊細なボーカルのニュアンスがノイズに埋もれてしまうのだ。
今回は、あなたの曲作りを快適にする必ずそろえたい5つのアイテムを解説する。
Ability 5 Pro、YAMAHA AG03、ゼンハイザーe935など実際に私が使って満足しているアイテムを紹介するので、遅延なく高音質で歌や演奏を録音できる機材セットをそろえよう。
Ability 5 Proを使った音楽制作に必要な5つの機材セット

| 機材カテゴリ | おすすめ商品 | 機材の役割 | 商品詳細確認 |
|---|---|---|---|
| 音楽制作ソフト | Ability 5 Pro | 楽曲制作ソフト。 | 購入する |
| オーディオインターフェイス | YAMAHA AG-03 | PCと機材を接続するハブ。 | 購入する |
| ボーカルマイク | ゼンハイザーe935 | 生の声を録音する。 | 購入する |
| マイクケーブル | ダダリオ XLR端子 | 音質を劣化させずノイズから守る。 | 購入する |
| モニターヘッドフォン | オーディオテクニカ ATH-M20x/1.6 | 音を正確に聴く。 | 購入する |
初心者でも、自宅で音楽制作ができる音楽ソフト『Ability 5 Pro』を使って、DTM(デスクトップミュージック)環境を整えよう。
オーディオインターフェイスを中心に、Ability 5 Proを動かすWindowsのパソコン、XLR端子のマイクケーブルを使って本格的なダイナミックマイクe935を接続し、モニターヘッドフォンで音の確認をしよう。
機材セットをそろえることで、自宅がプロ級の音楽スタジオになることで、初心者でも本格的な音楽制作ができるようになる。
音楽制作ソフト(Ability 5 Pro)

- オールインワンの音楽制作ソフト
- 楽譜入力などの作曲支援機能が充実
- 高度な編集機能
- IK Multimedia社の強力なプラグイン
機材セット選びで、もっとも重要なのが音楽制作ソフト。
初心者のときほど、エントリーモデルを買おうとするが、正直に言うと初心者ほどPro版を購入するのがおすすめだ。
Ability 5 Proは、音楽制作をするすべての機能が1本のパッケージになっている音楽ソフト。レコーディングからサウンドデザイン、ミキシングからマスタリングまで対応しているのが魅力だ。
鼻歌を楽譜にする「シングトゥスコア」、楽譜で楽曲を作る「楽譜入力」など、独自の作曲支援機能が充実していることと、国産DAWならではのきめ細かな機能は、私のようなコアなファンの獲得に貢献している。
Ability 5 Proのデメリットを上げるとしたら、Windows専用ソフトであること。
芸術系はMacOSを使う人が多いが、私のようにビジネス兼用でWindowsOSを使っているならAbility 5 Proはおすすめ。購入前には、あなたのお使いのPCのOSを必ず確認していこう。

\自分だけの曲を作ろう!/
オーディオインターフェイス(YAMAHA AG-03)

自宅で音楽制作をするDTMでもっともストレスになるのが、演奏や歌の入力時に音が遅れて聞こえる「レイテンシー(遅延)」。音が遅れることで楽曲を気持ちよく制作できないし、正確な演奏が難しくなる。
オーディオインターフェイスを使うことで、入力する音の遅延を解決し、ノイズの少ないクリアな音をPCに送ることができるようになる。
私も愛用しているYAMAHAの『AG03』は、配信機材としても人気が高く、音質がクリアで操作が直感的であることが魅力だ。
Ability 5 Proを使うWindows環境での動作も安定しておりコスパも最強。オーディオインターフェイス選びに迷ったら、YAMAHAの『AG03』を買っておこう。

\コスパ最強!/
ボーカルマイク(ゼンハイザーe935)

自宅でクリアなボーカルを録音するなら、感度の高いコンデンサーマイクから試してみるのが一般的だが、コンデンサーマイクは湿度や衝撃に弱いため保管に気を遣う必要がある。
初めてのマイクなら、ライブでも使えるほど頑丈で扱いやすいダイナミックマイクゼンハイザーの『e935』がおすすめ。
e935はクリアで抜けの良いサウンドが特徴であり、ダイナミックマイクでありながら、繊細なボーカルの声を確実に拾ってくれるのが魅力だ。

\初めてのマイクにおすすめ!/
マイクケーブル(ダダリオ XLR端子)

- 規格の確認
- 品質重視
- ケーブル長さ
マイクとオーディオインターフェイスを繋ぐケーブルは、音質を決める上で重要だ。
いくら良いマイクやオーディオインターフェイスを使っても、ケーブルが安物だとノイズを拾い、すべてを台無しにしてしまうので注意しよう。
マイクとオーディオインターフェイスは、特殊な端子(XLR)でつなぐため、XLR端子のマイクケーブルがないとマイクが使えない。
ギターやベースを接続するシールドではマイクをつなげないので、ボーカルを録音する場合は、XLR端子のマイクケーブルを買おう。ケーブル長さは、3~5mが一般的。
ケーブルがないと録音ができない。必ずマイクとセットでXLR端子対応のマイクケーブルを購入しよう。

\声の録音がクリアになる/
モニターヘッドフォン(オーディオテクニカ ATH-M20x/1.6)

プロ級の音作りをするなら重要になるのが、音を正確に聴くためのモニター環境。一般的なリスニング用ヘッドフォンでは低音や高音が強調されており、正確な音の判断ができないので注意しよう。
おすすめは、モニターヘッドフォン。オーディオテクニカ(ATH-M20x/1.6)は、コストパフォーマンスの良いモニターヘッドフォン。

\安くて本格的!/
Ability5 Proを使ったDTM録音環境と必要な機材セット

- 音楽制作ソフト(Ability 5 Pro)
- オーディオインターフェイス(YAMAHA AG-03)
- ボーカルマイク(ゼンハイザーe935)
- マイクケーブル(ダダリオ XLR端子)
- モニターヘッドフォン(オーディオテクニカ ATH-M20x/1.6)
音楽制作ソフト『Ability 5 Pro』の性能を十分に発揮するためには、周辺のアイテム『機材セット』をそろえることが重要になる。
機材セットの性能は、あなたの音楽のクオリティに直結するため、『Ability 5 Pro』を使うなら、最低限そろえておきたいレベルの音楽機材を紹介した。
ぜひ、今回紹介した機材をそろえて、『Ability 5 Pro』で心から満足できる楽曲制作を始めてほしい。

