大人になると、ピアノをスラスラと上手に弾いている人をうらやましく思う。ピアノが弾ける人は、優雅でゆったりとした休日を楽しむイメージもあるだろう。
「自分もあんな風に、ピアノを両手で弾けたら楽しそう」
ピアノは、教室に通わなくても音楽の知識がなくても自宅で誰でも気軽に始められる。もちろん、ピアノでなくてもキーボードでも弾けると楽しい。
意欲さえあれば、ピアノは何歳からでも始められる趣味だ。自宅での過ごし方が問われる今だからこそ、自宅での過ごし方を変えてみるチャンス。自宅で過ごすことが多い今、ピアノを始めてみよう。
大人になってからピアノを上達するための方法
大人になってから、ピアノを始めるにはどうしたらいいだろうか。まず思い浮かぶのが、ピアノ教室に通うことだろう。
しかし、大人になってからピアノ教室に通うのはハードルが高いと感じる人が多い。
「今さら、全く音楽知識がないのに始めるのに抵抗がある」「決められた時間にピアノ教室に通うのが難しい」「どのピアノ教室を選んだらいいのかわからない」
知らないことを始めるときのハードルは意外と高いのである。
ピアノの教本を買って独学で練習する方法もある。通信教育のようにDVDなどのピアノ講座で始めることもできる。自宅で練習する方法は、本当に両手でスラスラ弾けるようになるか不安が残る。
ピアノが弾けるようになる３つの方法
- ピアノの教本を購入して独学で練習をする
- ピアノ教室に通う
- ピアノ講座を利用して練習する
大人になってから、ピアノを弾けるようになるための練習方法は３つ。どの方法でもいいのではじめてみることが大切だ。ピアノは、練習を続ければだれでも上達することができる。
自分に合った練習方法を見つけることがピアノ上達の近道だ。
ピアノの本を購入して独学で始める
興味を持ったら、まず本屋に行ってみるのもいいだろう。あるいは、今ならネットで本を購入することもできる。
自分の好きな本を買って練習を始めるには、一番始めやすい方法だ。楽譜がよめるのであれば、楽譜を買って練習するのも１つ。独学は、本を購入するだけなので費用も安く始めることができる。
ただ、ピアノが弾けるようになるには、それなりにハードルが高い。独学は、自分で基礎から始めなければいけないのでピアノの上達に時間がかかる。
【独学のメリット】ピアノの練習が自宅ですぐに始められる
ピアノの教本を購入して始める最大のメリットは、すぐに始められること。自宅にピアノさえあれば、いつでもどこでも始められる。
大人が趣味を始めるなら、限られた時間でピアノを練習することになる。準備に手間や時間をかけるぐらいなら、練習に時間をつかうほうが上達も早い。
ピアノ教室を探す手間を考えれば、余計なことを考えずにピアノを始められる。ピアノ教室の場合、教室時間など決められた時間を空けておかなければならない。
急な予定が入った場合は、予定を調整するのも大変。ピアノの練習以外のことで、時間をつかうのはもったいないことでもある。
独学で始める場合は、ピアノの教本と楽譜を買ってはじめるといいだろう。教本で音楽の基礎を学び、楽譜で実践することでピアノを弾くことができるだろう。費用も抑えることができる。
教本や楽譜は、ネット通販で買ってしまえば、買いに行く手間も省ける。YouTubeなどの映像を観ながら、見よう見まねで練習する方法もある。
ピアノさえあれば、練習を始めたいと思ったその瞬間から始めることができる。
【独学のデメリット】ピアノの上達に時間がかかる
独学は、すぐに始められるが、初心者には弾けるまでのハードルは高い。デメリットは、効率よく練習する方法を見つけるまでに時間がかかることだ。
ピアノの教本を探すところから基礎を学ぶまで、自分ですべてやらないといけない。
ピアノ教本が多すぎてどれがいいのかわからない
ピアノの教本ひとつとっても、種類がたくさんある。初心者用の教本もあるが、どれが自分に合っているのかがわからない。
弾きたい曲があっても楽譜をよめない
自分が弾きたい曲が載っている楽譜を買いたいが難しすぎる。手を動かす以前に、楽譜を読むことすら困難な場合もある。
なかなか上達しない（上達を実感できない）
初めのうちはなかなか目に見えて上達しない日が続くだろう。独学の場合の練習は、自分との戦いである。自分に厳しく強い決意がないと継続はできない。
ピアノを弾けるようになるために、せっせと教本を何冊も買う人もいる。気持ちがあるけどピアノの上達を実感できないまま失速してしまうパターンだ。あるいは、本を買ったことで満足してしまう人もいる。
蓋を開けたら、「ピアノの教本だけは何冊もあるのに弾けない…」となる人が多いのだ。
大人になってからピアノ教室で学ぶ
ピアノ教室に通う最大のメリットは、直接指導してくれることだ。指の動かし方などの基本からしっかりと教えてもらうことができる。
デメリットは、費用（月謝）が継続的に必要になることと時間の制約があることだ。
【ピアノ教室のメリット】基礎をしっかり身につけることができる
大人になってピアノ教室に通うメリットは、自分のペースに合わせてくれること。発表会などのイベントに参加しなくてもよいなど、教室によっては自由度が高い。基礎をしっかりと身につけることができるので安心感がある。
ピアノ教室のメリット
- 初心者では気づきにくい部分を指摘してくれるので間違った癖がつきにくい
- わからないことや不安なことを直接聞くことができる
- 練習をちゃんとすれば効率よく練習を進めていくことができる
- 先生からのフィードバックがあり継続的なやる気につながる
【ピアノ教室デメリット】継続的な費用と時間の制約がある
大人でピアノ教室に通うハードルは高い。継続的にかかる費用と時間を拘束されることで一歩がなかなか踏み出せないだろう。
ピアノ教室にかかる費用
ピアノ教室に通うとなると、月謝など継続的な費用が必要だ。ピアノ教室によるが、相場は1回30分のレッスンで2000円～3000円程度。週1回で月4回を基本にしているところが多い。月謝で8000円～12000円かかる。
その他にも入会金やレッスン教本の購入も必要になる教室もある。
ピアノ教室の時間の制約
ほとんどのピアノ教室では、自分が通う曜日や時間が固定されている。つまり、継続的にピアノ教室に通う時間を確保しなければいけないのだ。
ピアノ教室に通うと決めたら
ピアノ教室にかかる費用の確認、レッスン時間の変更の自由度は調べておこう。ネットではあまり言われていないが、ピアノ教室は先生との相性がポイントになる。ピアノ教室に通い直接やりとりをするため、先生選びは重要だと覚えておいてほしい。
楽器がもらえるピアノ教室は本格的な音楽教室
ピアノ講座を受講する
ピアノ講座は、通信教育をイメージするとわかりやすい。ピアノの教材を購入して、自宅で教本やDVDを見ながら練習する方法だ。最近は注目されている練習方法で、独学より非常にわかりやすくなっている。
ピアノ講座のメリット
- 自宅にいながらいつでもレッスンが受けられる
- 教材選びなどの時間が不要で始めるまでの時間が一番早いこと
ピアノのレッスンを自宅で受けることができる
自宅でDVDや教本を見ながら、自分のペースで練習を進められる。好きな時間に自分のペースで練習できるのが魅力だ。
ピアノ教室より時間の制約がない
通う時間が決められてしまうピアノ教室に比べると、時間の自由度は高い。固定した時間を確保しなくても、少しの時間でも練習できる。
独学よりもしっかり学ぶことができる
練習の方法がわかるので、効率よく練習することができる。わからない部分を、DVDを見ながら繰り返し練習できることがいいところだ。ピアノ教室に通うより時間を確保できるため、練習次第では上達がもっとも早い。
余計な人間関係を気にしなくていい
習い事をしていることを知られたくない人もいるだろう。ピアノ教室は決まった時間に通うため、職場、友人などに知られる可能性がある。おせっかい好きの友人に、上達したかをいちいち聞かれるのが嫌な人もいるだろう。
趣味でピアノをしているというと、まわりはかなり弾けると思われるのが難点。ピアノ講座は、習っていることを知られることなく上達できるのが魅力の１つだ。
先生との相性も気にしなくてよく、気を遣わずに練習に集中できる。
ピアノの教材費用が必要
ピアノ講座は、ピアノ教室に継続的に通うより安い。でも、独学で学ぶよりは初期費用がかかるのがデメリットだ。
教材を買ってしまえば弾けるようになるので、追加費用がかからない。あとかかる費用は、弾けるようになった後に好きな曲の楽譜を買うぐらいだ。
ピアノ講座はメリットがたくさん
ピアノ教室でも、独学でも、ピアノ講座でも、結局は自分の意欲次第になる。ピアノ初心者の場合は、練習量が上達に直結する。
ピアノ講座のいいところは、練習を効率よく進めることができるところ。そして、空いた時間を練習だけに充てられることが魅力だ。忙しい大人にとって、時間の確保と効率のよい練習が上達のポイントになる。
注意したいのは、ピアノ講座は、誰も注意をしてくれる人がいないこと。ピアノ教室だと、全く練習していないとバレるからと少しは練習するだろう。
ピアノ講座は、自由に練習時間を決められる反面、自ら練習する必要がある。
練習しなければピアノ教室に通っても上達しない
ピアノ教室に通うだけで、ピアノが弾けるようになるわけではない。ピアノ教室で先生が教えてくれる時間は1回30分程度と短い。
ピアノ教室の時間だけを練習時間と考えている人は注意が必要だ。結局はどんな方法でも練習しないとうまくならないのだ。
ピアノ教室は、自宅練習の上達の確認と軌道修正をするための時間と考えてほしい。
楽しく練習できるかどうかがポイント
40代以上の人で自宅でできる生涯の趣味の１つにピアノがある。
大人になると、子どもの頃より時間がなく忙しいだろう。忙しい人ほど、ピアノ講座を検討してみてほしい。ピアノが弾けるだけで、人生に優雅さがプラスされることは間違いない。
ピアノが弾けたときの人生を思い描こう
コーヒータイムに、音楽をかける感覚で演奏してみるのもいいだろう。少しの優雅な時間は、あなたの人生を豊かにする。
ピアノ初心者でも音楽知識ゼロでも問題なし
初心者の人が、ピアノ講座を始めるのに事前準備も不要だ。眠っているピアノかキーボードがあれば、あとは教材を買うだけ。ピアノを両手で弾いてみたい夢は、30日程度の練習で叶うのだ。
気兼ねなく、自分の好きな時間に好きなだけ練習してみよう。大人になってからピアノを始めても、正しい練習さえすれば誰でも弾けるようになる。
大人のピアノ上達は時間の有効活用
大人には時間がない。
趣味以外にやることがたくさんある。だからこそ、ピアノが弾きたいならピアノの練習に最大限の時間をつかうこと。自己流でもいいが、早い段階でピアノが弾けるようになる方法を選ぶことが重要だ。
ピアノ講座の本当のメリット
ピアノ講座の本当のメリットは、ピアノが両手で弾けるようになることではない。ピアノが弾けるようになったあとに、ピアノ講座のメリットを実感できるだろう。
ピアノ講座の本当のメリットは、基礎をしっかり学べることだ。ピアノに限らず基礎だけは習っておくことが重要だ。基礎さえ知っていれば、あとは自分の方法でも上達できるのだ。
クラシックを演奏するのもいいだろう。おしゃれさを重視するなら基礎を学んでからジャズを弾いてみるのもいい。懐かしいポップスの名曲を弾いてみるのも楽しい。
ピアノの楽しさは、基礎を知って弾けるようになってから始まる。ピアノを両手で弾くことはゴールではなく始まりなのだ。
ぜひ、あなたもピアノ講座でピアノを弾けるようになってみてほしい。
40代以上の大人におすすめのピアノ講座
60代以上でも弾けるようになる人が多いピアノ講座。
ピアニストの先生が教材を作っているため、教材の安心感がある。実際にピアノ教室もしている先生が、基礎知識や正しい弾き方を丁寧に説明している。
映像を使って、具体的な練習方法を教えてくれるのでわかりやすい。ピアノ講座は、丁寧に教材が作り込まれているのが魅力だ。
教材は、ピアニストであり、ピアノ教室もしている海野先生のレッスンだ。ぜひ、下記から内容を確認してみてほしい。ピアノが弾けるようになった自分を想像してみよう。
