パンクロックの衝動と、ポップスのキャッチーなメロディ。その両極を鮮烈に結びつけるかずまぶらっくの楽曲のまとめ。楽曲は、ソロ名義で歌っているバージョン。
楽曲は、ポップパンク、初期パンク、オルタナティブ、ロック、ポップスと言ったジャンルを背景に持ちながらも、根底には一貫した「熱量」を流している。
ほとんどの楽曲は、「バンドで完成させる前のファーストテイク」。過剰な装飾をせずに無駄をそぎ落とした切実なメッセージが込められている。
かずまぶらっくの楽曲(曲名順リンクまとめ)

かずまぶらっくの楽曲のリンクを曲名順でまとめている。YouTubeでは、ファーストテイクをフル音源で公開。楽曲紹介の記事もリンクしているので、あわせてチェックしてみてほしい。
か行
か行の楽曲。
コンクリートジャングル
都会の騒がしさの中で感じる孤独や、社会へのイライラ。そんな重いテーマを、日本らしいリズムに乗せて力強く歌ったのがこの曲だ。
まっすぐな日本語の歌詞には、パンクらしい激しさがある。その一方で、どこか日本人の心に響くなつかしさや優しさも持っている。
「コンクリートジャングル」という冷たい言葉を、かずまぶらっくの叫びによって、温かい魂の言葉へと変わっていく。
忙しい毎日に疲れながらも、必死に頑張っている人に届いてほしい一曲だ。
は行
は行の楽曲。
爆発寸前
心の中にたまったエネルギーが、今にもあふれ出しそうな瞬間を歌った曲だ。「怒り」や「自由になりたい」というパンクらしい真っすぐな気持ちが、ぎゅっと詰まっている。
スピード感のあるリズムに乗せた日本語のメッセージは、モヤモヤした日常を吹き飛ばしてくれる。
現状を変えたい、大声で叫びたい。そんな気持ちを代弁してくれるこの曲は、聴く人の心をスッキリとさせてくれるはずだ。
バンドやろうぜ!
音楽が好きな人、かつて夢を追いかけた人、そして今も追い続けている人に向けた応援歌だ。スタジオの空気や、仲間と音を合わせる時のワクワクする気持ちがそのまま描かれている。
明るいテンポの曲に乗せて歌われるのは、きれいごとだけではない。
泥臭い毎日を過ごしながらも、「未来はきっと輝いている」と信じる強い情熱だ。大人になっても忘れたくない純粋な気持ちが、聴く人の背中を優しく、力強く押してくれる。
Brand New Day(ブランニュー・デイ)
過去の失敗や後悔を「ダメなこと」と決めつけず、失敗を受け入れて新しい道へ走り出そうとする曲だ。何かに挑戦している人の心に寄り添う、光を感じる一曲である。
爽やかなメロディと「やるぞ」という強い決意が、バランスよく混ざり合っている。
朝の光を浴びるような明るい気分になれるので、新しいことを始める時のサウンドトラックにぴったりだ。過去を振り返るのではなく、新しい一日を始める勇気を与えてくれるはず。
や行
や行の楽曲。
40代の宣戦布告
「もう若くないから」という言い訳を捨てて、戦い続ける大人たちのための曲だ。かずまぶらっく自身の本音が伝わる楽曲に仕上がっており、同じ世代の心に深く刺さるはず。
仕事や責任に押しつぶされそうになっても、心の中の情熱は消さない。
そんな強い気持ちが歌われている。単に昔をなつかしむのではなく、「ここからが本番だ」と宣言する姿は、世代に関係なく勇気を与えてくれる。
人生の後半戦を楽しむための、力強いメッセージだ。
ら行
ら行の楽曲。
ロックンロールロケット
未来に向かって、ロケットのように一気に突き進むような勢いのある曲だ。パンクロックの楽しさがたっぷり詰まった、とても爽快なナンバーである。
日本語の言葉を大切にしながら、どんどんスピードを上げていくメロディは、聴いていてとても気持ちがいい。
落ち込んだ気分をパワーに変えてくれるような「ロックの魔法」がここにある。ライブで拳を突き上げたくなるような、熱いエネルギーを感じてほしい。
YouTubeでフル音源を聴く>>https://www.youtube.com/@kazuma_black



